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公務員試験の面接における「クールビズ(軽装)でお越しください」をどこまで信じていいのか(男性編)

公務員試験の1次試験に合格し、先方から面接の案内が届いた際に、「クールビズを実施しておりますので軽装でお越しください」の文字を目にしたとき、きっと皆さんは困ると思います。実際に、これは受験生の方からよく寄せられてくる質問です。受験期というのはただでさえ不安で、疑心暗鬼に囚われるものです。今回は、夏場に行われる公務員試験の面接試験の服装について、人事の仕事に携わったことのある私が、ゆるく私見を述べる記事となります。正解のないトピックですので、あくまで私見を述べさせていただきます。

かつを

私も、「額面通りに受け取ってクールビススタイルで行ったら、周りが皆スーツを着ていたらどうしよう」、「礼儀を重んじてスーツスタイルで行ったのに、指示を無視している奴だと思われたらどうしよう」などと、私も受験生当時は疑念が絶えませんでした…。

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結論:半袖シャツにノーネクタイでOK

男性の場合、就活の際の服装は、正装から軽装までを段階的に並べると次のようになると思います。

  • スーツジャケット+長袖ワイシャツ+ネクタイ+スーツスラックス
  • 長袖ワイシャツ+ネクタイ+スーツスラックス
  • 長袖ワイシャツ+スーツスラックス
  • 半袖ワイシャツ+スーツスラックス

(※上から下に行くほど軽装)

私見ですが、以上の服装は「全部OK」だと考えます。面接試験の評価基準に「身だしなみ・清潔感」を取り入れている自治体や官庁も多いですが、少なくとも私が面接官なら、以上の服装であれば一切減点要素にも加点要素にもなり得ません。仮に、軽装で参加した受験者があなた1人で、他の受験生が全員フル装備で参加するというような四面楚歌状態だったとしても、私が面接官であれば全く気にはしません。

それならば、暑さに耐えながら面接に臨んだ結果としてパフォーマンスを発揮できなくなるリスクを回避するという意味合いで、軽装で参加するのが望ましいのではないかというのが私の結論です。

それに、もともと公務員の人事に携わった立場から私見を述べさせていただくと、服装なんて細かくはチェックしていないものだと思います。何よりも、その場の立ち振る舞いや、何を話すかといったことが重要です。

望ましくない服装は?

ちなみに、軽装とはいえ、以下のような服装は避けるべきです。(たまにいらっしゃるので、念のため記載することとしました。)

  • ポロシャツ:面接という場に相応しいかと問われると個人的には少し疑問が残ります。
  • ボタンダウンシャツ:できれば襟にボタンが無いタイプの半袖ワイシャツの方が望ましいです。
  • カラーシャツ:半袖シャツなら何でもいいわけではなく、色は白の無地のワイシャツが無難です。
  • 丈の短い靴下:くるぶしが見えるのは✖️です。ユニクロで300円くらいで売ってる、ふくらはぎまで覆える黒の靴下が良いと思います。
  • 華美すぎる鞄やリュック:基本的にはリクルート用の鞄を用いるべきです。

まとめ

  • クールビズで来るよう指示があった面接は、「半袖ワイシャツ+スーツスラックス」の格好でOK

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